==_============================================================〜τ´= ■ ワインを愛する皆様へ贈る 曽根克則のメールマガジン o○o || 『葡萄酒倶楽部通信』 http://www.tetto.com/sone/ ○○○ / ヽ 16th ボトル 1999.4.7 発行部数2207部 ○0 | |___I__N__D__E__X____________________________________________○___ |┌┐| 1.新着ワイン ■マルサネ・ロゼ'97 |||| 2.曽根のちょっといい話 ■レメユリのエノロジスト来日 |└┘| 3.曽根おすすめワイン ■ピノ・ビアンコ”ヴァイス・ハウス” | == | 4.フランスワイン講座 ■〜ロワール・ワイン(1)〜 | | 5.お知らせ ■おひさしぶりです ヽ_ノ___WINE_&_LIQUARS_S_O_N_E_ sonevin@mail.chabashira.co.jp ________ +-------------------------------------------------------------- | 1 | 新着ワイン +-------------------------------------------------------------- ■マルサネ・ロゼ'97(ブリューノ・クレール) Rose de Marsannay '97 Bruno Clair ブルゴーニュ最上のロゼと言われる、ブリューノ・クレールのマル サネロゼです。ピノ・ノワールから造られるこのロゼは、フランボ ワーズやストロベリーの香りに心地よいボディーを持った、辛口の ロゼワインです。とかく軽視されがちなロゼワインですが、このワ インを飲むとそのイメージも変わります。 (\2000) +-------------------------------------------------------------- | 2 | 曽根のちょっといい話 +-------------------------------------------------------------- ■レメユリのエノロジスト、テルモ・ロドリゲス来日! 最近の私の一番のお気に入りワイン、スペインはリオハのレメユリ のテルモ・ロドリゲスが来日するというので、早速輸入元のodexへ いってきました。いろんな雑誌でリオハの急進的醸造家と紹介され ているテルモは36才。なかなかのハンサムで逢う前に描いていたイ メージとはちがう非常に穏和な感じのする人です。以下に彼の話を 抜粋してご紹介致します。 □テルモのおはなし レメユリは今までのリオハのワインに無い、テロワールを意識した ワインである。今までのリオハのワインはいろんな畑でできた、原 酒をブレンドすることにより、各ワイナリーのスタイルを造ってき た。ビジネスの面でいえばネゴシアンのビジネスである。レメユリ はリオハではじめて畑を考えて造られたワインであり、初めてテロ ワールを表現したワインである。また、葡萄品種に関しては、国際 品種のカベルネ・ソーヴィニヨンなどは使わずに、スペイン固有品 種のテンプラニーリョ、グラシアーノ、ガルナチャなどを用いてい る。また、レメユリの有する畑によってもその葡萄の出来は様々で あり、それらのポテンシャルを最大限引き出すために、醸造法を畑 毎に検討する必要がある。また熟成させる期間はそのワインによっ て決める事であり、法律によるものではない。造り手が熟成期間を 決めるのだ。これらを実践する事により、レメユリはテロワールを 表現し、またヴィンテージ毎の差を感じることができるのだ。 ■説得力のあるはなしです。文中の「テロワール」とは土壌、場所、 気象などワインが造られる環境のことです。また熟成期間に関する 法律とは、スペインワインの場合、ワインの格は熟成させた期間に より、クリアンサ、リセルヴァ、グランリセルヴァなどと表示され ます。レメユリの場合あえてその表示は有りません。すなわち「 熟成期間は法律でなく、造り手が決める」を実践しているのです。 さて、別れ際に私のたどたどしい英語で、「レメユリ’95を飲んだ とき、僕は非常に興奮しました。」と話したところ「ありがとう」 と彼はニヤリと笑って答えました。ますますレメユリファンになっ た勉強会でした。現在ほんの僅かですが在庫ございます。(\4000) +-------------------------------------------------------------- | 3 | 曽根おすすめワイン +-------------------------------------------------------------- ■ピノ・ビアンコ”ヴァイス・ハウス”(コルテレンツィオ) Pinot Bianco Weisshaus (Colterenzio) イタリア、アルト・アディジェの辛口白ワイン。緑がかった黄色、 フルーツの香り、なめらかな口当たりに旨味十分のボディ。余韻は 長く飲み飽きしないタイプです。バジリコのパスタや魚料理、また 先日試したのですが、かきフライともバツグンの相性で、口の中に 生臭さが全く残りません、是非お試し下さい。 (\2700) +-------------------------------------------------------------- | 4 | フランスワイン講座 +-------------------------------------------------------------- ■第16回:フランスのワイン産地を知ろう 〜ロワール・ワイン(1)ナント周辺地区〜 ○さて、前回までブルゴーニュについて記してきましたが、今回はロ ワールワインについてお知らせしたいと思います。 ロワールは風光明媚な事で知られるロワール川流域に広がる産地で す。ロワール川の下流から、上流に向かいながら主立ったAOCについ て説明します。 ○ナント周辺地区(Pays Nantes) 軽快で辛口の白ワインとして有名なミュスカデの産地として有名で 以下のようなACがあります。 ◆ミュスカデ(Musucadet) ロワール河が大西洋に注ぐ河口から60Km遡ったところにある都市 ナントの南側に広がる地域で、ミュスカデ種で造られる辛口白ワ インを産出しています。ミュスカデ種はもともとブルゴーニュ地 方で栽培されていた、ムロン・ド・ブルゴーニュという耐寒性を 持つ葡萄で、これがこの地方でミュスカデと呼ばれ、それがその ままこの地方名になりました。ACミュスカデのワインは非常に数 多く造られており、多くの大規模なネゴシアンもミュスカデとい うワインを販売しています。品質はさまざまですがあまり安い価 格のもの(\800以下)は避けた方が無難だと思います。 ◆ミュスカデ・ド・セーヴル・エ・メーヌ (Muscadet de Sevre et Maine) 前述のシンプルなミュスカデの格上ともいえるACでこの地域を、 セーヴル川とメーヌ川が流れていることから、この名称が有りま す。全般的にただのミュスカデよりも品質の高いものが多く、特 にシュール・リー(Sur lie)製法のものに人気が有ります。シュー ル・リーとは「澱の上」と言う意味で、アルコール発酵が終わっ た後も翌年の春先まで澱引きをしないでおく方法で、澱の成分の 酵母の死骸から、各種のアミノ酸がワインにとけ込むことにより 味に厚みが加えられます。また澱の上澄みだけを抜いて瓶詰めす ることにより、微発泡も残り非常にフレッシュな風味が出るのも このワインを特徴付けています。優しい香りを持つ辛口の白ワイ ンで新鮮な魚介類などと合います。日本でもオリジナルの甲州種 という葡萄から造られたワインに、シュール・リー製法を施して あるものも数多く生産されています。 ◆上の二つ以外にも以下のようなACがあり同じ様な辛口白ワインを 産出しています。 ミュスカデ・コトー・ド・ラ・ロワール (Mucadet des Coteaux de la Loire) ミュカデ・コート・ド・グランリュー (Muscadet Cotes de Grandlieu) 次回は、ロワールワイン(2)アンジュ地区です。 +-------------------------------------------------------------- | 5 | 葡萄酒倶楽部からのお知らせ +-------------------------------------------------------------- ■お久しぶりです。みなさんお元気だったでしょうか?諸処の事情が 重なり通信の発行が大幅に遅れてしまい申し訳有りませんでした。 これからも、ワイン好きのみなさんにお得な情報を発信していきま すのでどうぞよろしくお願いします。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ワインに関するご質問をお待ちしています。お送りいただいた方の中から抽選 で毎月1名に最新式ソムリエナイフを差し上げます。 ----------------------------------------------------------------------- このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発 行しています。( http://www.mag2.com/ ) 購読の解除・バックナンバーの入手はhttp://www.tetto.com/sone/で行えます。 ----------------------------------------------------------------------- ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 発行: 葡萄酒倶楽部店主 曽根克則 (ワイン&リカーズSONE) E-Mail sonevin@mail.chabashira.co.jp 葡萄酒倶楽部 http://www.tetto.com/sone/ 美味い地酒あります http://www.tetto.com/ponshu/ 静岡県藤枝市駅前2丁目14−23 TEL 054-641-1030 FAX 054-644-3881 .