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● ホーム > 乳がんは身近にいる! > 9) 自己検診の実際 (3) 〜おっぱいの触り方、見方〜 |
まず、月に一度のことですから、たっぷりと時間をかけて触ってあげてほしいと思います。 乳腺を触るのは、お風呂の洗い場でやっていただきたいと思います。 石けんをつけて、手をヌルヌルにして、反対側の手を使って触ってもらいます。 おっぱいは指先で触るんじゃなくて、おっぱいの湾曲に沿って指の腹で面をつくって触ってください。 特に外上の分厚いところは、普通に触るだけでは乳腺の表面しかわかりません。 軽く触って表面近く、強く触って奥のほうというように、深さに応じて強弱をつけて触ってください。 これも自己検診のポイントだと思ってください。 さらに、わきのほうに手を滑らせて、わきの下のところに硬いリンパ腺の腫れがないかもチェックしてください。 次は、おっぱいを見ることです。 お風呂から出たら、鏡の前で、乳首が左右対称になっているか。片っ方どっちか向いてないか、引っ込んでないか等を見てください。 次に手を上げたり下げたりしながら、皮膚にえくぼができてないかを見ます。奥からがんが引っ張っているためにおきている可能性があります。 最後に、お布団に入ってから、横になった格好で、もう1回時間をかけて触っていただければと思います。
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