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6) | クリニックの考え方について | |
a. | なぜ、乳がん検診に力を入れているのですか? | |
学会ではさまざまな治療ことやお薬の話しがでています。多くの方々の努力によって、命が助かる方が増えてきたのです。 また、私自信も外科医として、乳がんの治療、手術をたくさんしてきました。今も進行がんで苦しむ人の治療、手術などのお手伝いをさせていただいています。 手術や治療が進化するというのは、とても大切で必要なことです。 その一方で、実際に目の前に来る人というのは、大きいしこりに気が付いた時点で、慌てて病院に来るというのが現実にあります。 その現実を見ていたら、自己検診さえしてればもっと小さいときに気が付いたのにと思うのです。 その小さいときに気が付けば、後で再発する危険性というものが小さくなるのんだろう。と思います。 乳がんは自己検診により早期に気がつくことができる病気です。 自己検診がもっと広まって、なるべく小さいうちに見つけるためにどうすればいいんだと考えていたのが、このようなクリニックを開設するきっかけになりました。 ピンクリボン運動などがありますが、当クリニックも自己検診の啓蒙のお手伝いをさせていただいて、結果的に、進行がんで苦しむ方が減っていただければよいと思うのです。 |
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b. | 岡本外科クリニックに乳がんを診てもらっても、治療は別なところでやるのはかまわない。という先生の考え方はどこからきているものですか? | |
患者さんは何でも選んで決めることができると思うからです。 ご自分の受ける治療をどこで誰に、どういう形でやるかということは、患者さんが納得してやらなければ駄目だと思います。 もちろん、私たちもしっかりと説明はして疑問がないように心がけていますが、最終的な決定は患者さんの考えを尊重します。 例えば、ある方がある病院で早く手術したほうがいいからここで手術しなさいよというような言い方をされると、もうそれしか選択肢がないと思ってしまいませんでしょうか? もちろん緊急なときはあるのでしょうが、選択肢があるのに、それを閉ざすようなことはできません。 セカンドオピニオンにしても、患者さんなりに意味があるからそうしているわけで、納得されるまで意見を聞いた方がよいと思います。 |
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